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求職者必見!溶接工事で注意すべき点3つ

こんにちは!兵庫県加古川市に拠点を構えて、溶接・製缶作業に勤しんでおります株式会社伸成工業です。
溶接工事で注意すべき点とは、どういったものがあるのでしょうか。
そこで今回は、溶接工事で注意すべき点について3つ解説いたします。
溶接工事を手掛けてみたいと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目や皮膚の障害

目や皮膚の障害
まずは目や皮膚の障害についてです。
アーク溶接を行う際には、紫外線や赤外線が熱源から放出されます。
そのため、保護メガネやフィルタープレートがない状態で光を直視することはNGです。
それは、光が目に入ることにより目の奥に炎症を起こしてしまうことが理由です。
中でも紫外線については、急性電気性眼炎を起こす危険性があります。
症状は数時間経った後に現れ、異物感を覚えて目を開けていられなくなります。
そして紫外線については、皮膚に火傷のような延焼を起こすことがあるのです。
そのため、短時間であってもハンドシールドやヘルメット、保護メガネを着用することを徹底しましょう。

感電(電撃)の事故

溶接工事では、感電事故の恐れもあります。
アーク溶接には、直流溶接機と交流溶接機の2種類があります。
被膜アーク溶接棒を用いて交流アーク溶接作業を行っていたなら、作業の中断中も無負荷電圧は出力状態なのです。
不用意に触れてしまうと、身体に電流が流れて感電してしまいかねません。
そのため、作業開始前には溶接機の電源やスイッチの位置を確認しておくことが大事です。
そして作業が終わったら、溶接機の電源を切るようにしましょう。

ヒュームによるじん肺

作業中には、スパッタやガスのほか、ヒュームが発生することもあります。
ヒュームとは、細かな金属の粒子を指します。
溶接時の熱により金属が溶け蒸発した後に、空気中において冷却され粒子となるのです。
溶接を行っている時にはヒュームが無数に空気中を漂っており、ヒュームを多量に吸い込むことで中毒症になってしまいかねません。
また、長時間にわたり肺にヒュームが留まることで、じん肺となる恐れがあります。
じん肺は呼吸器異常の疾患であり、防止のために防じんマスクの着用や定期的な検診を受診する必要があります。

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