溶接作業が楽になる?目に優しくて疲れない遮光ガラスの選び方
こんにちは!兵庫県加古川市に本社を構え、兵庫県内において溶接・製缶作業、機械組み立て作業などの工場内作業を承っております、株式会社伸成工業です。
溶接作業時に眩しい光を放つアーク光は、人体に影響を与えるため作業時は溶接面をつけなければなりません。
溶接面は重量や形状などの異なるタイプがあり、遮光ガラスも保護レベルや色などに違いがあるのです。
今回は溶接作業が楽になる遮光ガラスの選び方をご紹介します。
溶接面の種類
溶接面は手で持つタイプと頭にかぶるタイプがあり現場では前者が多く使われます。
手持ち型は安価ですが、両手が使えないため経験の浅い人には扱いづらいのが欠点です。
遮光ガラスは外側から素ガラス・遮光ガラス・素ガラスの3枚並べて使用します。
かぶり型は両手を自由に使える利点があり、自動遮光面と比較すると安価です。
革でできた革製遮光面は軽量で体への負担がなく、自動遮光面は明るさを自動的に制御する特徴があります。
溶接面の遮光ガラスとは
溶接面に装着する遮光ガラスは、アーク光など有害な光などから目を保護するものです。
主にガス溶接やアーク溶接、フレーム切断、ガス溶接、プラズマ切断・溶接などに使用します。
遮光ガラスの遮光度は4~14番があり、溶接用は8~14番その中でも11・12番が多く使われます。
遮光ガラスには黄色・緑色・青色と3種類の色があるのです。
黄色は見づらく明るいため目も疲れやすく、緑は見やすいことから現場で主に使われており、青色は非常に目に優しく疲れないガラスです。
溶接ガラスの選び方
溶接ガラスは溶接電流値によって使用基準があるため、適切な遮光度のものを選ぶ必要があります。
例えば、低電流のものに遮光度番号の大きいものを使うと、暗いため作業性が悪くなるのです。
遮光速度はアーク光の感知から遮光までの時間であり、速度が遅いものは僅かな時間であっても目に負担がかかります。
他にも視野や明るさの感覚、軽さ、費用面を考慮して選ぶと良いでしょう。
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